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心臓リハビリテーションよって狭心症患者、心不全患者の生命予後延長に
効果があると実証されています。
出典:Hambrecht R,et al:Circulation,2004,109,1371-1378
Hambrechtらは安定狭心症患者101人を運動療法群とPCI群とに分け、12ヶ月間追跡したところ、虚血性心事故(心死亡、脳卒中、心肺停止、冠動脈バイパス術、PCI、不安定狭心症入院)回避率は運動療法群のほうがPCI群よりも良好であると報告しています。
出典:Belardinelli R,et al:Circulation,1999,99,1173-1182
Belardinelliらは99例の心不全例を無作為に2群にわけ、一方に14ヶ月間にわたり最高酸素摂取量の60%の運動強度で、週に2~3回のトレーニングを行い、平均3年4ヶ月間の追跡調査をした。その結果、トレーニング群でのみ、最高酸素摂取量、心不全スコアーが改善し、観察期間中の全死亡率は42%減少し(左図)、心臓死は22.8%減少、心不全による入院も19%減少し、心不全患者においても運動療法は明らかに生命予後を改善したと報告しています。
60代 男性
70代 男性
40代 男性
70代 女性
70代 男性